海風が強く吹いている・2011 (1)

関東大会初日、B2トーナメント。



最後の年に、前年優勝チームと2回戦で当たってしまうクジ運のなさは、日頃の行いの悪さか。


1回戦の相手は女子チームのMAREAさん。
女子チームとの対戦は、ギャラリー全員を敵にまわす難しい試合。
でもここは、明日のレディーストーナメントにも出場するMAREAさんに敬意を表し、全力で。



19−0で2回戦に駒を進めるが、勝っていたのはスコアと身体能力だけで、組織力、真摯さ、志の高さ、情熱、すべての面で劣っていた。
まぁ、勝って反省ができるのはよいこと。
MAREAさんの工夫されたアタック、しっかりとしたノミネートからの責任感あふれるディフェンス。
20年目にして、まだまだ相手チームから学ぶことはたくさんある。





2回戦は、順当に勝ち上がってきたJOLIOSさん。
1回戦とは別の意味で難しい試合。
「ここに勝ったら優勝しちゃうかな」って、ポジティブなのか頭が悪いのか。
たぶん後者だけど、このへんが長く続けられる秘訣かも。


試合前、
「負けたら、もう君たちとプレーできないからな」
と若手に檄を飛ばすが・・・



前半0−12
後半0−11


0−23。完敗です。


大会前、貪欲に勝敗にこだわろうと思っていたB2トーナメント。
どこからか「諦めるな」という声が聞こえたような気がした。
明日の試合のことを考えずに、少し頑張りすぎたかもしれない。
賢くなかったかもしれないけど、まぁいいや。


最後の挨拶で、相手と握手しながら、
「ウチに勝ったんだから、絶対優勝して下さいね。」
と言うと、
「わかりました。任せておいて下さい」
との力強い答え。
冷静に考えると、前年優勝チームに対して、ずいぶん傲慢なコト言っちゃったな(笑)。


試合後、
「くっそー、せめて1本獲りたかったよな」
と悔しがる若手に
「来年は、このチームから1本獲って、そして勝ってくれよ」
と少し高そうなノルマを課す。


あっという間に終わってしまった一瞬の夏を消化できずに、コートサイドを離れ難そうな若手メンバー。
危うく胴上げとかされそうになるが、まだ明日のover35もあるし、0−23でそれはないだろう(笑)



ささやかな夢「3回戦進出」はとうとう叶えることが出来なかったけど、今日はなんだか、とても楽しかったな。


明日、スカッと張れますように。