TOP LEAGUE MVP

トップリーグ、今年のMVPは、東芝の大野。
ナチュラルボーンなあのプレースタイル。こんな選手がMVP獲ってくれたらいいな、と思わせるナイスガイ。同じチームに彼がいたらいろんな意味で心強い。


受賞のコメントがまた、非の打ち所なし。


こうしてMVPを受賞できたのは、東芝の仲間たちが自分に勝ちたいというモチベーションを与えてくれ、他の13チームの素晴らしいライバルたちが自分を熱い気持ちにさせてくれたからです。そして、その気持ちをグラウンドで発揮させてくれたのは応援してくれたみなさんだと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この賞をいただいた責任を来シーズンもかみしめて、プレーしていきたいと思っています。


声に出して読みたい日本語ですね。村上晃一サンが「本当にそう思っているからこそ言えるのだろう」と言っていた。納得。


高校時代は野球部、日大工学部出身という妙な経歴。東芝のレギュラーそしてジャパン、トップリーグのMVP。いまはまだ無名のラグビー選手たちの希望の星かもしれない。
彼のような選手を目標に頑張っている若者たちのためにも、ジャパンはみんなの憧れであり、夢であってほしい。


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今年の東芝のセカンドジャージ。東芝府中の香りがして、秩父宮に映える。
トップリーグ発足後、各チームのジャージのデザインがカラフルになった。
でも、ラグビーのジャージは、他のスポーツのユニフォームとは似て非なるもの。
ジャージのデザインには、チームを立ち上げた先達の思いや物語が詰まっているはず。
リコー、近鉄がいまのスタイルを堅持することを心から願う。