関東高校大会

6/11〜12の2日間、神奈川県の相模原と藤沢で開催されている第59回関東高等学校ラグビーフットボール大会。
初日、D〜Gブロックの1回戦が行われている善行の体育センターの試合を観戦。



豪雨。
ポロシャツにARENAのナイロン製短パンとcrocsのサンダル、という水泳部の顧問みたいなカッコにポンチョを着こんでいったのは大正解。
ラグビーはどんな天候でもやるんだということを思い出させてくれるコンディション(苦笑)。



陸上競技場の第1試合は、茨城3位の常総学院と神奈川4位の県横須賀。
故石塚武生氏の魂を受け継ぐ常総学院
早大時代、のちにJAPANまで登りつめる同学年の辻高志氏(現監督)の陰で練習の鬼と呼ばれた松山先生が指導する県横須賀。
奇しくも両チームのジャージはエンジと黒。東伏見の香りが色濃い。
グラウンドのほとんどに水が浮いているコンディションにも関わらず、両チームともほとんどキックを使わない。
何が起ころうとも、練習してきたことを出し切るんだという鉄の意志が感じられる。
得意のモールで14−17と昨年花園出場校常総学院を追い詰めた県横須賀。
この敗戦を糧にして、秋には桐蔭、慶應を脅かす存在になるはず。



陸上競技場の第3試合は、千葉2位の市立船橋と神奈川3位の日大。
市船は、知人の息子さんが出場。神奈川県民であることをしばし忘れることに。
市船は才能の宝庫。
「1強」流経柏に風穴を開ける予感。
チャンネル0〜2で狂ったようにタックルしまくる文化が根付いたら、すごいチームになりそう。
雨でグラウンドを広く使うラグビーが不発だった日大に19−12で辛勝。
ランナー体型の息子とは対照的なフッカー体型の父、これじゃあ明日が思いやられる、といいつつご満悦。
第2試合まで解説者口調だったのに、この試合だけなぜか、ナイター中継を見る酔っ払ったおやぢのよう(笑)



第4試合は、球技場に移動し、目黒学院と桂の試合を観戦。
どういう事情かはわからないが、関東大会という晴れの舞台なんだからラインはしっかり引いてあげて下さい。
印象に残ったのは、第3試合を終えスタンドで弁当を頬張る浦和高校の部員のいかにも頭良さそうなカンジ。
県立なのにすごい部員数。うらやましい。



雨のなか4試合、高校ラグビーにどっぷり浸かる。


1日を終えての感想。


17歳に戻りたい。以上。