ノーサイド、そして2019年

昨今、ラグビーのゲームにおける後半40分以降が美しくない気がする。あの間の抜けたホーンの後のラストワンプレー。真横にどか〜んってタッチ蹴って、終了〜って感じ。なんかこう、爽やかじゃなんだよなぁ。終了直後は、かろうじてスリーチアーズの交換があったりするんだけど、円陣組んだあとはスパイク脱いでインゴールでだらだら(クールダウンの意味があるのはわかってますが)くつろいでるし。


書店に行くことがあったら、ラグビーマガジン3月号を立ち読みでいいから(なんて言ったら田村編集長に怒られますね。買って下さい。)開いてみてほしい。
目次のすこし後ろ、10〜11ページに高校大会決勝後の東福岡と桐蔭学園の選手たちが記念撮影している場面が掲載されている。(試合後、両チームでの写真撮影は異例らしい)
スコアボードの前で、50人の若者たちのステキな笑顔が輝いてる。谷崎監督も藤原監督も少年のようだ。


ひさしぶりに「ノーサイド」っていう言葉を思い出した。
花園にはラグビーの精神が生きている。


このページを見ていると2019年は大丈夫だ、って思えてくる。
岩渕HPM、あなたの仕事をきっと彼らが後押ししてくれますよ。


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仲間の支えで病気を克服した飯田高校の熊谷クンの記事を読んで、不覚にも満員電車で涙ぐんでしまう。
歳のせいか、最近ほんとに涙腺が緩くなった。