リオ五輪まであと6年

昨日の秩父宮でのセブンスフェスティバル。
表彰式は、選手がスタンドに上がってきて貴賓席でカップをもらうスタイル。
あれはいい。
表彰を終え、グラウンドに降りていく JAPAN SELECT B の選手たち。すぐ近くで見ていた小学生の男の子が、父親に促され、はずかしそうに通路のほうへ。
選手全員に握手をしてもらった彼のはにかんだ笑顔。
いいシーンだった。
寒いなか、最後まで観ててよかったね。


運営については、いろいろご意見はあろうかと思うが、短い準備期間であそこまで大会を盛り上げた協会の方々や参加チームの選手には感謝。
まぁ、寒さばかりはねぇ。そもそもラグビーだし。


でも冷静になってみると、7人制をめぐる環境は依然厳しい。
15人制とのすみ分けなど課題は山積。
サーキットを回るメンバーが、1年の大半を7人制の練習に費やすことは、現状では所属チームとの関係もあり難しいだろう。


とはいえ、オリンピック種目。
ラグビー人気復活のカギは7人制が握っている。


企業のサポートが受けられる男子はいいとして、スポンサーのつかない女子の環境は一層厳しい。
代表クラスでも合宿や遠征費用のためにアルバイトをするなど個人の負担は大きい。
アルバイトしている時間をトレーニングや体のケアに充てることが出来たら格段にパフォーマンスは上がるはず。
体制が整えば世界のなかでもかなり期待できる気がするのだが。


協会さん、JOCさん、もしくはスポーツに理解のある業績好調な企業の経営者の方々。
6年後、日本国民に感動を与えてくれるであろう選手たちに愛の手を。