2011年ワールドカップの目標

サモア、フィジー、トンガとの間で総当たりで行われたパシフィックネーションズカップ最終節。
日本は26−23でトンガに勝利。
2勝1敗とするも、勝ち点差で3位に。


「あれ、タイトル間違ってない?
ワールドカップはいまやってるだろう。
2011じゃなくて2010じゃないの。」


とか言わない。
来年NZで行われるラグビーのワールドカップのこと。


来年のW杯の予選グループはすでに決まっていて、日本の入るプールAは以下のとおり。(  )はランキング。
NZ(1位)フランス(3位)カナダ(14位)トンガ(16位)


世界ランキング12位の日本は、カナダ、トンガには絶対負けられない。
でも監督の目標は「プール2勝」とかなり控えめ。
もうひとつのフットボールの代表監督は、ランキング43位にも関わらず、「ベスト4が目標」と言いきっているのと対照的。


もちろんラグビーが番狂わせの起こりにくいスポーツであることは重々承知しているが、ランキング下位のチームから取りこぼししない、って4年に一度のイベントの目標としてかなりさびしい。


JKの功績は小さくなく、確実に地力はついている。
でも、世界との差が今より確実に大きかった過去に、イングランドウェールズに肉薄し、スコットランドに勝利したこの国の代表。


目指してほしいのは、ジャイアントキリング
狂喜する桜のジャージの横でブルー(もちろん黒でもいいけど)のジャージがうなだれている場面なんて見たら、


きっと、TVの前で号泣してしまうだろう。