TOP LEAGUE 開幕戦


8年目のラグビートップリーグが開幕。


三洋電機×東芝
シーズン序盤ではもったいないカード。
三洋が白のセカンドジャージだったけど、東芝に青着てほしかったなぁ。



金曜夜の秩父宮
スコアボード前には観客を入れないようにしていたけど、メイン、バック、伊藤忠側はほぼ満員。
もうちょっと入ってる気がしたけど公式発表は13,840人。


前半は、手堅い陣取り合戦。三洋の圧力に反則を犯す東芝
そのPGを田邊が確実に決める静かな展開。
いちばん沸いたのは、前半終了直後、国立競技場で行われていた嵐のコンサートで花火が打ち上げられたトキ。


後半、東芝が一転攻勢に転じるが、開幕戦の風物詩にもなってる汗ですべるボールによるハンドリングエラーと三洋の強固なDFの前にゴールラインを割れない。
ようやくヒルがトライラインを陥れたのは残り1分。



 三洋電機 12−7 東芝


ゲームのクオリティはともかく両チームとも力を出し切った面白い展開。
三洋の接点での激しさ、東芝のスタンディングラグビー
シーズンが深まったころ見たかったカードだけど、プレーオフ、日本選手権で、この2チームの対戦はまた見ることが出来るだろう。


終了後、何人もが、ピッチに大の字になったまま立ち上がれなかった。
気温30.1度、湿度63%。ビール好きの三洋電機ファンには、最高の夜だけど、ピッチの上の選手はたまらんなぁ。


8年目を迎えたトップリーグ
グラウンドの中とスタンドの距離が、徐々にだけど縮まっている気がする。


・・・


バックスタンドのあちこちで、たぶんラグビーを初めて見る、とんちんかんな質問を繰り返す女子に、丁寧に解説してあげている優しげ男子の姿が見られた。
全国のスタジアムで、こんな風景が繰り返され、
ラグビーを好きになってくれる人が増えてくれますように。


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キックオフの時間。
19:30だけど、もう少し早くてもいいのかな。
秩父宮に行こうと思っている人は残業なんてしてないでしょう。
せっかくの週末の青山の夜。
ノーサイドからかぼちゃの馬車の出発時間までが、
少し慌しいんじゃない?