信じる力

「信じる力」大畑大介(KKベストセラーズ)を読む。


この人は「誰かのために」という思いを常に強く持っているから、何度も何度も逆境をはねのけることが出来たんだろうな。
常に険しいほうの道を選ぶこの人のようには、とてもなれない。大畑くんと自分との共通点は、子どものころ内気で泣き虫だったことくらいだ。


あのゲームから2ヶ月。「イメージした終わり方じゃないけど、自分らしくていいかなと思ってます」という言葉は、もちろん100%本心じゃないだろうけど、CTBでプレーすることが多かった今シーズン、最後のゲームで14番のジャージを着ていたのは何とも大畑らしい。


「最後の限られた時間のなかでプレーしたラグビーはとても楽しかった」というフレーズに、鼻の奥のほうがツンとなる。


なんで自分にばっかり災難が降りかかってくるんだろう、と弱音を吐いているサラリーマンにオススメの1冊