気持ちが伝わる勝利
震災後、初の「ホーム」ゲーム。
絶対に勝たなければいけない特別な試合をものにした東北楽天イーグルスとベガルタ仙台。
プロスポーツの選手として、地元の人たちに最高のメッセージ。
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「選手には、置かれている立場、気合いを大事にしよう、と話しをしている。
気合とは、気持ちを入れることだが、気持ちを入れすぎると気負いに変わる。
気合とは、隣の人と気持ちを合わせること。
みんなコレクティブに戦うために普段からいいコミニケーションを取ってきたことがメンタルをうまくコントロールできてきた理由だ。
東北の人たちには、自分たちには本当のパワーがあるんだ、ということを知って欲しい。
町を取り戻すまで、その先頭に立ちたい。」
手倉森監督の男前ぶりが、凄みを増している。
いま自分たちが背負っているものの大きさを100%理解し、志を持ったこのチームは、川崎、浦和に連勝したという結果だけではない大きなものをサポーターにプレゼントしている気がする。
たかがスポーツ。
もちろん、地元チームの活躍は現地が抱える問題を解決するものではない。
でもいまのベガルタ仙台のひたむきであきらめないサッカーは被災した地元の人たちを勇気づけるだけでなく、スポーツに携わるすべての人に大切な何かを伝えていると思う。
正直、Jリーグ再開前は監督の名前さえ知らなかったけど。
応援したくなるチーム・・・
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クリスタ、9回の田中コール。
マーくんが、声援に力をもらった、と言っていたけど、
応援する人たちの気持ちは、
彼にほんとうに力をあたえてたんだろうな。