2019年

早慶戦に23,430人の観衆が詰めかけた先週末。
関東大学リーグ戦グループに所属する母校が、東京都下の土のグラウンドで今期の最終戦を戦った。OBや関係者が見守るなか、学生たちの思いの熱さは秩父宮に負けていなかったはずだ。惜しくも敗れ、目標としていた上部との入替戦進出はならなかったが、リザーブの確保もままならない少ない部員で勝ち越したのは称賛に値する。
リザーブ7人を戦術的に使い切る、なんていうのは一部の強豪校の話。私が現役のころは交代は2人までで、ケガの場合に限られていたが、ルールが変わったいまでも部員数の少ないチームはそれと似た状況らしい。
関東協会のHPで星取表を見ると、かなりの数の棄権(一部はインフルエンザによるもの)が記録されている。2019年の招致成功はたしかに追い風だが、競技人口の裾野は意外に脆弱かも・・・。


ところで、いま、これを読んでいるあなた。
10年後、日本でラグビーのワールドカップが開催されるって知ってました?