帝京の充実、慶應の美徳

帝京19−17慶應義塾
対抗戦4位に沈んだ帝京。なんでこのチームが筑波に負けたんだろう。明治戦、慶應戦の後半を見る限り、トップリーグのチームと渡り合えるんじゃないの、と思ってしまう。あのFWで、BKに徳永が戻って来たら大学生じゃ歯が立たないでしょ。月曜に行われる選手権の組み合わせが楽しみですね。
それにしても、慶應の立ち振舞いが美しい。
自陣で尽きることなく繰り返されるタックル。
ポジションに関係なく、無駄走りを厭わないバッキングアップ。
そして何より、トライしたあとに、まったくはしゃがないで、俯き加減で自陣に戻る両ウイング。
トライ後の派手なパフォーマンスが普通のことになってしまった昨今。
天然記念物か。
さすがルーツ校。


明日は対抗戦の最終カード、早明戦
優勝決定が明日に持ち込まれ、面白くなるといった見方が多いようだが、
多分、関係ない。
優勝がどうだろうと、順位がどうだろうと12月最初の日曜日の国立競技場は、
早稲田と明治が戦うというでけで、十二分に熱い。