YC&AC JAPAN SEVENS

JR根岸線山手駅からだらだらと坂を上っていくと、住宅街のなかにこつ然と「外国」が現れる。
横浜カントリー&アスレチッククラブ。


桜の季節は、セブンスシーズンの始まり。
今年も行ってきました、「YC&AC JAPAN SEVENS」




今年も主役は、ホストチームYC&AC。
セレヴィは、やはりセブンスの王様。
一人だけ時間の流れが違うし、ボールを持つと何かが起こる気がする。
以前に比べ、何もおこらないことが多くなった気もしないでもないが、準決勝も決勝もオイシイところは、ちゃ〜んと持ってったって感じ。


でも私の選ぶMVPは黄色いスパイクの人(すみません、名前がわかりませんがたぶんアラン・バンティング選手)。


YC&ACのみなさん、3連覇おめでとうございます。



元気だった大学勢のなかで、チャンピオンシップ決勝で、YC&ACをあわやというところまで追い詰めた東海大の健闘が光った。
プレー以外でも、レフリーへの態度とか、スタッフへの気遣い(水を飲んだあとウォーターボーイにちゃんと返さずに放り投げて拾わせるようなチームが残念ながらある)とか、見ていてほんとうに気持ちのいいチームだった。
大学選手権準優勝に恥じない立ち振舞い。


そして観客としての木村監督のリラックスぶりが、ちょっと笑えた。



スコアボード側で見ていたが、横浜市中区なのになぜかある一画だけ関西のノリ。
接戦の決勝戦東海大の相手ゴール前PK。
「狙え、狙えって、ここは狙っとき」
東海大の選択は展開。
「何しとるんや、回した分、下がっとるやないか」
連続攻撃の末、見事トライ。
「よーし、よくやったー」
「あれ、さっき狙え言うてなかった?」
「いやいや、あれはトライを狙え言うたんや」



セレビのプレーが生で見られて、
有名選手を間近で見られて、
関西のツッコミとボケが聞けて、
緑ヶ丘高校の素晴らしいチアリーディングと
満開の桜まで見られて、


入場無料は、申し訳ない気がする。