1万回の体当たり


いまのじぶんにはできないが、将来の自分はできると信じること。
目は空高くを見つめ続け、地べたを這ってその夢を追うこと。
小学生は転んで泣いたとしても、体当たりで痛くても泣かないだろ。それは、自分からぶつかっていくからなんだよ。これは子供たちも大人も皆一緒なんだ。
だから皆も自分でぶつかっていくこと。
人のために尽くすってことは、自分のハートを磨くことなんだ。
エンジョイしよう。
皆、自分自身に挑戦するんだ。
昨日の自分に挑戦して勝つんだ。
ここに限りない喜びを感じよう。
人は挑戦してそれを超えたときに真の喜びを知るものだ。
まずはチャレンジ。(本文より)


石塚武生さんの命日
大元よしき著「1万回の体当たり」を読み返す。
何度読んでも胸が熱くなる。


自分の体が危ないことに気付きながらも、少年院の子たちの体当たりを受け止めていた石塚さん。
自分に厳しく、他者に限りなく優しい人。
元気なまま、2019年を迎えてほしかった。


楕円球の世界に携わった者として、いつの日か、石塚さんがやりたいと思っていたことの、100分の1でも、1000分の1でもいいから貢献できたらと思う。