恋する日本語

【涵養】(かんよう)水がしみこむように少しづつ養い育てること


一度に持ち切れないほどの花束をくれる人より
一本の花を毎日くれる人のほうがいい
恋は積み重ねたほうが頑丈だから


・・・


スポーツクラブの休館日。
レーニングは休み、完全休養日ってことで、
NHKドラマ「恋する日本語」を見る。
こういういいモノ作ってくれると、受信料払おうっていう気になる。


恋に傷ついた一人の女性(北乃きい)は、ふらりと不思議なアンティークショップに立ち寄る。
店内で女性は、一冊の本に目が留まる。
店主(余貴美子)は、この店は"古い日本語"を売っていると話す。
女性が本を手に取りページを開くと「あえか」という見慣れない日本語が。
それは、現代ではあまり使われなくなった古い日本語で、恋人たちの心を豊かに彩る言葉だった。
女性客は「恋する日本語」に触れ、心の痛手が次第に癒やされていく。


「日本語っていうのはね、恋するために生まれてきた言葉なの」
余貴美子の存在感がすごすぎて、
北乃きいの初々しさが際立つ。


ドラマを見て、本が読みたいと思うことは、ほとんどないのだけれど、
原作、読んでみようかな。
小山薫堂って、FMのしゃべりはいい加減このうえないけど、モノ書かせるといい仕事するなぁ。


涵養  恋水  洒洒落落


恋する日本語
ケータイの変換ではきっと出てこない。