復活の予感

下馬評では明治有利。
国立に観戦に行った会社の同僚(明治OB)数名も、祝勝会の会場探しに余念がなかったのだが。
そのなかの一人に「どっちが勝つと思います?」と聞かれ、当然「明治」という答えを期待していたのだと思ったが、早明戦ほど勝敗の予想が難しいカードはなく、「いままでの試合を観る限り、明治が有利なのかなぁ」と言葉を濁したのだけど。
正しい判断でしたね(笑)


ホントは、「明治復活」っていうタイトル、用意してたんだけど。


早稲田 31−15 明治


満員の国立競技場。
久しぶりに早明戦らしい早明戦を観る。


「復活」の定義が、昔の姿に戻る、ということであれば、勝敗よりも意地とプライドを大切にし、FWに拘って敗れた明治は復活したのかもしれない。
この試合はFWで行く、という強い意志。
誤算は、スクラム、モールで想定していたほど圧倒できなかったことなのでは。敵陣に釘付けにして、自分たちが消耗してしまっていたように見えた。
とはいえ、自陣であれだけ反則をする早稲田はあまり見たことがない。それなりに圧力がかかってたのかな。
試合中にラインアウトが修正できなかったのは、伝統ということにしておこう。


早稲田のBKはキレてたなぁ。
いま思えば、早稲田は慶應に負けたとはいえ、チーム全体で修正すべき点は、そう多くなかった。相手の魂に手こずっただけ。


・・・


対抗戦の上位3チームは、「1敗」を選手権にどう活かしてくるんだろう。


リーグ戦の東海、流経。関西の天理、関西学院。そして、ここまで寝たふりの対抗戦4位の帝京。
今年は、選手権4強の予想が難しそう。


明日、行われる組み合わせ抽選。
さすがに、ここ2年の反省をふまえ、シード8チーム、同一リーグが1回戦で当たらない、などの改善は見られたが。


1回戦「東海×帝京」が熊谷で・・・
なんてことが、ないといいけど。