元旦にラグビーをする人

ラグビーといえば、お正月、というイメージがあるが、
正月に公式戦を戦っているチームは実はそう多くない。


高校ラグビー全国大会4日目。
選ばれし16チームによる3回戦。
神奈川県勢2校が勝ち進んでいる。
今日の高校大会2試合と明日の大学選手権2試合を連日集中して観るのはキツいな、なんて言ったら1日おきで試合している高校生に怒られるな。



桐蔭学園 52−26 常総学院


キックを松島にダイレクトで捕られることと、竹下に5mスペ−スを与えることは致命的。圧倒的な威圧感はないけれど着々と加点する桐蔭。FW、BKを問わずタックルで芯に入られることがほんとに少ない。どういう練習してるんだろう?毎試合、終盤にモールでやられているのが気になるが・・・
常総学院は石塚前監督の教えが浸透しているひたむきなタックルと前に出る力が魅力の「応援したくなる」チーム。点差をつけられてから、いいラグビーしてたなぁ。いまはまだ、発展途上のチームだけど、いつか試合中に解説者が石塚さんのことを語らなくなったとき、このチームは強豪の仲間入りをしているんだろうな。



国学院久我山 21−0 慶應義塾


中学時代から何度も対戦し、手の内がわかっているチーム同士の対戦。風向きがゲームプランをブレさせたんだろうか。
慶應は風上の前半30分を有効に使えなかった。キックで敵陣深く入ってモール、という構想だったと思うが、ハンドリングのミスもあってゲームを支配できなかった。残念。
両チームの力関係は点差ほど離れていないはずだけど、久我山FWの勤勉で骨惜しみしない集中力は60分切れることがなかった。前評判以上のチームかも。



準々決勝のカードは4試合とも魅力的。
あぁ、花園行きたい・・・