雪の Valentine

夕方から降り続いた冷たい雨は、残業が終わるころには雪になっていた。
「よかった。2時間・・・、待っていました」
社員通用口の外で、小さな折りたたみ傘をさした彼女が、消え入りそうな声で言った。
すっかり冷たくなってしまった手から渡された銀色の包みに、
ひとひらの雪が・・・


なんてことが、あるはずもなく淡々と2/14が終わる。
まぁ、何かあったとしても、会社の同僚や妻が見ているここには書きませんが(笑)


息子とのチョコーレート獲得競争の連敗記録がまたひとつ更新される。


お世話になった人や、
大好きな友達に、
もいいけれど、
やっぱり St. Valentine's Day は、
いままでしまっておいた
思いを伝える
特別な日であってほしい。


って、
負け惜しみに聞こえなければよいのだが・・・