合同A 2011春

横浜は最高気温25℃。
ラグビー日和とは、とても言えない。



先週からはじまった関東高校大会の神奈川県予選。
母校を含む合同チームの初戦。


附属中学からの経験者が多そうな相手チームに、スクラムは1.5mきっちり押され、モールを組まれるとずるずると後退する苦しい展開。
しつこいタックルで前半を0−0で折り返す。


後半、数少ないチャンスを生かし先制トライを奪うも、ゴール前のラインアウトからモールを押し込まれ、じわじわ点差を広げられる。
終了間際、1トライを返すが最終的なスコアは12−20。



平日、少人数での練習を経て、週末だけ集合する4校の学生たち。
ひとりひとりの地道な努力が、後半の美しい2トライに結びついたのだと思いたい。


練習の時は、なんとなく真剣味が足りないと感じていた他校の才能が、ディフェンスの場面が大半だった今日のゲームでは声を枯らしチームの先頭に立ち体を張る姿に心打たれる。
たまに練習を見に行くだけのOBに感情移入させてしまうのは、多分この合同チームが、寄せ集めではない本当の「チーム」だったから、だと思う。