心を整える

もうひとつのフットボール女子代表の大騒ぎはしばらく収まりそうもない。
この盛り上がりが国内リーグが始まっても続けばよいのだが。
あるきっかけで、なでしこリーグを観たことがあるが、ドイツでの戦いそのままの熱い試合だった。
そのゲームの勝者となったチームは、活動休止になってしまったのだけれど。

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最近、先輩とか先生とか呼ばれて、少し上から目線でモノを言ってないか心配で、ＧＷ前に買ったもうひとつのフットボール男子代表のキャプテン長谷部くんの本を久しぶりに手に取る。
十数年前は、ラモスとか柱谷みたいなキャラが務めていたポジションに、こういう選手がいるというのも時代の流れなのかな。
しかし、何度読んでもよく出来た若者です。

パラグアイに敗れたときのインタビューで彼は「泣きたいと思ったけど、ゲームキャプテンは泣いてはいけないと思ったので我慢しました」と答えていた。
自分はキャプテンとしては何もやっていない、やったことは泣くことを我慢したくらいだと。
彼にしかできないリーダーシップでチームをまとめていたことは、ＴＶのこちら側からも容易に想像できたが。
この謙虚さが、あのチームの力をあそこまで引き上げたのだろう。

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関東大会まで、あと１０日。

今年は、若手がほんとうに頑張ってくれている。
平塚での主務の仕事は、泣くことを我慢することだけかもしれない。